ボランティア保険とは?保険の内容や加入方法、誰が入るべきか徹底解説

ボランティアやろうと思ったらボランティア保険を勧められたけど、ほんとに入ったほうがいいの??

こんな疑問を持っているのではないでしょうか?

この記事では、活動保険と行事用保険の違い、料金、加入前の確認事項、事故時の連絡手順を解説します。公式の 2026 年度案内を参照し、過去のアンケートは当時の体験談として紹介します。

参加前に、主催者が加入している保険と自分の活動が補償対象かを確認しましょう。個人での加入が必要かは、募集条件と既存の加入状況を踏まえて確認します。

身近な活動でも転倒や物の破損は起こり得ます。「危険そうか」だけで判断せず、対象となる事故と補償の開始日を確認してください。

保険料の安さだけでなく、自分の活動に合う補償かを確認しましょう。

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ボランティア保険は、活動中のトラブルを補償してくれる

ボランティア保険は、契約で定められた活動中のケガや賠償責任などに備える保険です。すべてのトラブルが対象になるわけではありません。

主に、以下の2つを補償します。

①活動中の事故により本人がケガした場合
②活動中、他人に損害を与え、損害賠償問題が生まれた場合

ボランティア活動では、社会に貢献できる喜びが得られる一方で、予期せぬトラブルはつきものです。

特に災害ボランティアではリスクが高まります。

対象となるボランティア

ここで紹介する全社協の活動保険では、対象となるボランティアは、個人の自発的な意思により、他人や社会に貢献することを目的とする、無償かつ国内での活動が前提になります。

そのうえで、社会福祉協議会の委嘱を受けた、または届け出た活動または、社会福祉協議会に登録されている団体で企画立案された活動のいずれかに該当する必要があります。

海外ボランティアは対象外です!
海外ボランティア用の保険に入りましょう!

対象外となるボランティア(一例)

・海難救助または山岳救助ボランティア活動
・銃器を使用する害獣駆除ボランティア活動
・野焼き、山焼きを行う森林ボランティア活動
・インターンシップや資格取得を目指した活動
・学校管理下や単位取得を目的とする活動(サークル活動も個別に条件を確認)
・企業の営利事業の一環として行う活動 
・自宅で行う活動

活動保険と行事用保険の違い

ここでは、全社協の「ボランティア活動保険」と「ボランティア行事用保険」の 2 つを比較します。ほかにも制度があり、地域によって取り扱いは異なります。

活動保険は年度ごとの活動、行事用保険は申し込んだ行事を対象とします。加入日、開催日、プランによって補償期間や範囲が変わるため、日数だけで選ばないようにしましょう。

ボランティア行事用保険は主に主催者が利用する保険です。

ボランティア保険は入るべき??みんなの意見を聞いてみた

皆さんが疑問に思っている問題にお答えします。

まず、ボランティア保険に入ったほうがいいのか?
そして、入るならどちらの保険に入るべきなのでしょうか?

以下は 2020 年に Twitter で寄せられた回答です。現在の加入率や制度を示す調査ではなく、個人の当時の体験談としてご覧ください。

区のボランティア登録したらついてます
災害やらはまた別ですけど…
あとは、イベントやら活動時 必要なら
都度都度でしょうか
危険が伴う活動なら入ってたほうがよいのかなあ
(クリーンヒーローJUNKOさん)
こんにちは、はじめまして。
人を集めてイベント的に行う時は入ります。
個人的に行う際は入りません。
年間で何回か予定を組んでいるならば通しで入ります。
そうでない場合は単発です。
(AXCEL MAN @M.Tsukuma072さん)
はじめまして! 
僕は災害ボランティアに行く時に入るようにしています。
怪我がつきものということもあり、参加の必須条件にされていることも多いですし。
 それ以外(イベントスタッフ、学習支援など)は入っていません。
(にたまご/吉田涼一さん)

今回のアンケートをまとめると、危険を伴う災害ボランティアや主催として人を集めるイベントをする際は保険に加入していますね。

また、危険の伴わないボランティアでは、加入をしない人もいるようです。

加入判断には、アンケートよりも現在の募集条件と保険の補償内容を確認してください。

活動回数だけでなく、参加者か主催者か、補償したい事故、既存の加入状況を窓口に伝えて制度を選びましょう。

ボランティア保険をもっと詳しく

料金

全社協のボランティア活動保険は、2026 年度の年間保険料が基本プラン 350 円、天災・地震補償プラン 500 円です。基本プランでは地震・噴火・津波による死傷は対象外です。

別の制度を扱う地域もあります。自分の地域の保険料や補償額は、窓口が案内する当年度のパンフレットで確認してください。

自治体によって変動する場合があるので、ご自身の自治体に確認しましょう。

補償対象となる事故の例(契約条件による)

①活動中の事故により本人がケガした場合

・活動中に転んでケガをした。 
・活動の帰宅途中に自転車に跳ねられケガをした。
・活動中、熱中症になり通院した。

②活動中、他人に損害を与え、損害賠償問題が生まれた場合

・仮設テントが、設置の不備により倒れ、下にいた子どもがケガをして賠償責任を負った
・調理し配給した弁当で食中毒が発生し、賠償責任を負った。
・清掃活動中、花びんを落として割ってしまった。

詳しい補償に関しては、社会福祉協議会よりお調べください。

申し込み方法

お住いの地域 ボランティア保険
検索

注意点

・ほかの団体での活動も、加入要件や活動内容が補償条件を満たすかを確認してください。団体での加入との重複にも注意しましょう。

・年度途中に加入する場合も、補償開始日と満期日を確認してください。全社協の活動保険は途中加入でも年間保険料となります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。https://www.fukushihoken.co.jp/fukushi/files/council/pdf/2026/volunteer_activities_pamphlet.pdf

ボランティア行事用保険をもっと詳しく

以下は 2026 年度の全社協の行事用保険の料金です。1 人あたりの保険料で、A・C プランには 20 人分の最低保険料があります。C プランは A1 区分に加えて会場の条件があり、往復途上のケガは対象外です。詳細は当年度のパンフレットで確認してください。

ボランティア行事用保険は、主に主催者が利用する保険になります。

料金

Aプラン(宿泊を伴わない行事)
A1 区分A2 区分A3 区分
1日 28円
(最低保険料は 20 人分)
1日 126円
(最低保険料は 20 人分)
1日 248円
(最低保険料は 20 人分)
A1 の例
・会議
・ゴミ拾い
・もちつき大会
など

A2 の例
・アスレチック
・体育祭
・消火訓練
など

A3 の例
・野球
・車椅子サッカー
・合気道
など
Bプラン(宿泊を伴う行事)
1泊2日241円4泊5日354円
2泊3日295円5泊6日359円
3泊4日300円6泊7日364円

C プラン(宿泊を伴わないかつ参加者が事前に特定できないA1 区分の行事)

1 日 28 円
(最低保険料は 20 人分)

補償

行事用保険と活動保険では、補償額や対象となる人・事故が異なります。同じ補償とは考えず、主催者の賠償責任や参加者の往復途上が対象になるかも確認してください。

詳しい補償に関しては、社会福祉協議会よりお調べください。

申し込み方法

お住いの地域 ボランティア保険
検索

注意点

・行事に参加する全員で加入しましょう。(参加者の一部の方のみの加入はできません。)

・行事の開催日前日までに手続きを完了させてください。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

もし事故があったら

事故が起きたら安全を確保し、必要な救助や受診を優先してください。そのうえで主催者と加入先へ速やかに連絡し、契約に対応した報告方法・期限・必要書類を確認しましょう。

事故報告書に書く項目
① 事故発生の日時 ・ 場所
② 事故の原因・状況
③ケガの程度・病院名(傷害事故の場合)
④相手の氏名、住所、連絡先、ケガまたは損害の程度(賠償事故の場合)
こちらより書類をダウンロードしてください。

※賠償事故の場合、示談交渉は必ず損保ジャパンに相談して進めましょう。相談なく進めた場合、保険金を受け取れない可能性があります。

事故を起こさないためにできる3つのこと

ルールを守る

ボランティアに参加する際は、必ずルールを守りましょう。

細かく決められており、納得のいかないルールもあると思います。

しかし、ルールになっている理由があるはずです。

ルールを守ることが一番の事故防止につながります。

心配なことはすぐに相談する

活動をする中で様々な問題に直面します。

その時に問題を一人で抱え込まず、担当の職員やメンバーに必ず相談しましょう。

決して自分の意志だけで行動してはいけません。

無理なく活動をする

無理なく自分のペースで活動しましょう。

疲れている状態での活動は、注意散漫になり大変危険です。

疲れているなと感じたら、活動は控えてください。

事故を起こしてしまっては、元も子もありません。

その他ボランティアの注意点について詳しくはこちら

まとめ

加入前の確認項目は、①団体での加入の有無、②自分の活動と往復移動が対象か、③補償開始日と満期日、④事故時の連絡先です。学校行事や単位取得、有償の活動などは扱いが異なるため、活動の目的も窓口に伝えてください。

就活で活動経験を話すときは、安全のために確認したことやチームで共有した手順も、自分の具体的な行動として整理できます。事故の相手や利用者の個人情報は伏せましょう。

参照:ふくしの保険「ボランティア活動保険・2026 年度」全社協「ボランティア行事用保険・2026 年度」全社協「ボランティア活動保険・2026 年度」

いかがでしたでしょうか?

参加者は団体での加入状況と自分の補償を、主催者は参加者全員と主催者責任の補償を確認しましょう。

活動内容、補償対象、開始日、連絡先を確認してから参加してください。

あなたが素敵なボランティア活動できることを祈っています。

ボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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