奉仕活動とは?意味やボランティアとの違い、具体例を簡単に解説

奉仕活動とボランティアの違いって何だろう??

このような疑問を持っているのではないでしょうか??

基本的な大きな枠では、同義語ですが、厳密には異なった意味があります。

早速、奉仕活動について見ていきましょう。

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奉仕活動とボランティアの違いは○○

奉仕活動とボランティアの違いは、「自発性」です。

奉仕活動は、自発性の有無が関係ありません。

一方、ボランティアは自発性が必要です。

また、どちらも見返りを求めないという点では共通しているため、一般的には同類の言葉として使われています。

違いの具体例

奉仕活動
学校の先生の提案で、毎朝学校の周辺でゴミ拾いをしている

ボランティア
生徒の提案で、参加したい人が毎朝学校の周辺でゴミ拾いしている

自発性の有無がポイントとなります!

次の章では、奉仕活動についてもう少し深く学んでいきましょう。

奉仕活動の意味とは??

奉仕には、国や社会、目上の人につくすという意味があります。

そのため、奉仕活動は、見返りを求めずに行う労働を指します。

この労働に対して対価が発生した場合は、奉仕活動とは言いません。

キリスト教では、とても大切にされている信念の1つです。

奉仕活動の具体例

奉仕活動の定義からもわかるように、具体例は非常に多岐にわたります。

・登下校時の通学経路における交通安全支援
・献血者の受付・順路案内・会場案内
・チャリティーバザーや募金活動の協力
・公園の美化清掃活動
・災害時のがれきの除去

参照:文部科学省「奉仕活動・体験活動の例」について
https://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/houshi/__icsFiles/afieldfile/2016/04/07/1255410_001.pdf

ボランティアの意味とは

ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。

語源は、ラテン語のvoluntusと言われており、意味は「自由意志・自ら進んでやること」です。

日本では、無償という意味合いが強いですが、自発的に支援したいという想いが本来のボランティアの目的であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

ボランティアとは?定義や語源、探し方まで詳しく解説

ボランティアの4原則

ここでは、文部省が定めるボランティア活動の基本理念4つを紹介します。

自主性・自発性

ボランティアは誰かから支持されて受動的に行うのではなく、個人の自発的な意思をもとに主体的に行うものです。

社会性・連帯性

活動する際は、社会の一員としての自覚を持ち、周囲を尊重して協力することが大切です。

無償性・無給性

活動の対価として見返りを求めないことが、ボランティアの基本です。

交通費や宿泊費など一部を報酬として支払う場合もありますが、見返りを求めないことが大切であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

創造性・開拓性・先駆性

ボランティアは、行政よりも自由で創造性をもって活動することが求められます。

そのため、必要に応じて工夫をしたり、全く新しいものを創り出す先駆性の考えが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

奉仕活動とボランティアの違いは、「自発性」です。

大きな枠では、似た言葉ですが厳密には異なることがわかったと思います。

この機会に以下のような違いについても学んでみませんか?

また、奉仕活動やボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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