ボランティアセンターとは?目的や5つの役割、開催している講座を解説!

ボランティアセンターってどんな施設?

どこにボランティアセンターはあるの?

このような疑問を抱えているのではないでしょうか?

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

この記事では、ボランティアセンターの目的や5つの役割について解説します。

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ボランティアセンターとは

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

全国にボランティアセンターはあり、大学や社会福祉協議会、NPO法人などが運営しています。

ボランティアをしたいと思ったら、ボランティアセンターを訪れるもの一つの選択肢です。

ボランティアセンターには、ボランティアコーディネーターがいて、あなたに合ったボランティアを紹介してくれます。

あなたの住む地域にもボランティアセンターはあるはずです。

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ボランティアセンター5つの役割

ボランティアセンターの一番の役割は、市民のボランティア活動を促進することです。

そのために、5つの役割を担っています。

  • ボランティアの紹介
  • ボランティアのコーディネート
  • ボランティア保険の受付
  • ボランティアに関するゼミナーの開催
  • ボランティア団体やNPO法人への支援

ボランティアの紹介

ボランティアセンターでは、ボランティアの紹介を行っています。

たくさんのパンフレットや掲示板があり、情報収集できます。

ボランティアセンターでは、地域のボランティア団体やNPO、学生団体とのつながりで募集を出しているため、WEB上では載っていない募集もあります。

ボランティアのコーディネート

ボランティアセンターには「ボランティアコーディネーター」がいます。

ボランティアコーディネーターとは、その人に会ったボランティアを紹介してくれる職員です。

ボランティアをしてみたいが、どんな活動に参加すればわからないときは相談してみましょう。

ボランティア保険の受付

社会福祉協議会が運営するボランティアセンターでは、ボランティア保険の受付も行っています。

ボランティア保険とは、活動中のトラブルを補償する保険です。

主に、以下の2つを補償します。

①活動中の事故により本人がケガした場合
②活動中、他人に損害を与え、損害賠償問題が生まれた場合

長期的に活動を続ける場合は、年間250円~1,400円と低価格なので加入しておきましょう。

また、大学等が運営するボランティアセンターでは、加入できないので注意が必要です。

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ボランティアに関するゼミナーの開催

ボランティアの紹介以外にも、ボランティアや社会課題に対する知識の提供も行なっています。

具体的には、ボランティア入門講座や傾聴ボランティア養成講座、ボランティアコーディネーター養成講座などがあります。

ボランティア団体やNPO法人への支援

ボランティア団体やNPO法人への支援もボランティアセンターの役割の1つです。

イベントの集客支援や会議室の提供などを行っています。

また、団体同士の交流や連携の仲介役になることもあります。

大学ボランティアセンターとは

大学ボランティアセンターは、社会福祉協議会、NPO法人などが運営するボランティアセンターと役割がやや異なります。

大学ボランティアセンターは、その大学に通う学生へ向けてボランティアを紹介しています。

また、ボランティアサークルの支援、海外留学・インターンのアドバイスなども行うことが多いです。

SDGsなどの流れを受けて、近年では多くの大学がボランティアセンターを設立しています。

ボランティアについても知っておこう!

ボランティアの意味とは

ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。

語源は、ラテン語のvoluntusと言われており、意味は「自由意志・自ら進んでやること」です。

日本では、無償という意味合いが強いですが、自発的に支援したいという想いが本来のボランティアの目的であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

ボランティアの4原則

ここでは、文部省が定めるボランティア活動の基本理念4つを紹介します。

自主性・自発性

ボランティアは誰かから支持されて受動的に行うのではなく、個人の自発的な意思をもとに主体的に行うものです。

社会性・連帯性

活動する際は、社会の一員としての自覚を持ち、周囲を尊重して協力することが大切です。

無償性・無給性

活動の対価として見返りを求めないことが、ボランティアの基本です。

交通費や宿泊費など一部を報酬として支払う場合もありますが、見返りを求めないことが大切であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

創造性・開拓性・先駆性

ボランティアは、行政よりも自由で創造性をもって活動することが求められます。

そのため、必要に応じて工夫をしたり、全く新しいものを創り出す先駆性の考えが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

最後に5つの役割をまとめます。

5つの役割
ボランティアの紹介
ボランティアのコーディネート
ボランティア保険の受付
ボランティアに関するゼミナーの開催
ボランティア団体やNPO法人への支援

あなたの住む地域にもボランティアセンターはあるので、ボランティアをしたいときは立ち寄ってみてください。

また、ボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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