ボランティアコーディネーターって何をするの?
資格は必要??
どんな役割があるの?
このような疑問を抱えているのではないでしょうか?
ボランティアコーディネーターとは、その人に合ったボランティアを紹介してくれるスタッフです。
ボランティアセンターや大学などで活動をしています。
あなたがボランティアをしたいけど、どんな活動に参加すればいいかわからないときにアドバイスをしてくれます。
この記事では、ボランティアコーディネーターの8つの役割や仕事内容、職場、給与などを解説します。
ボランティアコーディネーターとは
ボランティアコーディネーターとは、その人に合ったボランティアを紹介してくれるスタッフです。
もう少し詳しく説明すると、市民のボランティア活動を促進するため、ボランティア団体やNPOと市民をつなぐ役割があります。
ボランティアコーディネーターが生まれた背景は、阪神・淡路大震災の際にボランティアの調整がうまくできなかったことです。
現在では、社会福祉協議会のボランティアセンターや大学などで多くのボランティアコーディネーターが活躍しています。
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ボランティアコーディネーターの8つの役割
ボランティアコーディネーターには、以下の表にある8つの役割が求められます。
この8つの役割は、所属先や活動内容に関わらず、ボランティアコーディネーターに求められる項目です。
受け止める | 市民・団体からの多様な相談の受け止め |
求める | 活動の場やボランティアの募集・開拓 |
集める | 情報の収集と整理 |
つなぐ | 調整や紹介 |
高める | 気づきや学びの機会の提供 |
創り出す | 新たなネットワークづくりやプログラム開発 |
まとめる | 記録・統計 |
発信する | 情報発信、提言、アドボカシー |
ボランティアコーディネーターの仕事内容とは?
ボランティアコーディネーターにはたくさんの業務があります。
その中でもメインとなる3つの業務をご紹介します。
- ボランティアのコーディネート
- ボランティアに関するゼミナーの開催
- ボランティア団体やNPO法人への支援
ボランティアのコーディネート
まずは、一番の役割でもあるボランティアのコーディネートです。
ボランティアをしてみたいが、どんな活動に参加すればわからない方に対して、その方に合ったボランティアを提案します。
そのため、コミュニケーションスキルや傾聴スキルが求められます。
ボランティアに関するゼミナーの開催
ボランティアの紹介以外にも、ボランティアや社会課題に対する知識の提供も行なっています。
具体的には、ボランティア入門講座や傾聴ボランティア養成講座、ボランティアコーディネーター養成講座などがあります。
ボランティア団体やNPO法人への支援
ボランティア団体やNPO法人への支援もボランティアコーディネーターの役割の1つです。
イベントの集客支援や会議室の提供などを行っています。
また、団体同士の交流や連携の仲介役になることもあります。
ボランティアコーディネーターの職場はどこ?給料は?
ボランティアコーディネーターは様々な場所で働くことができます。
社会福祉協議会や大学、NPO法人自治体、病院など様々です。
給料についても、所属する場所によって異なりますが、目安としては月20万~となります。
ボランティアコーディネーターに資格は必要?
ボランティアコーディネーターに資格は必要ありません。
日本ボランティアコーディネーター協会では、「ボランティアコーディネーション力検定試験」が実施されています。
3級から1級まであり合格者数配下のようになっています。
1級:110人、2級:787人、3級:6,519人(2024年8月現在)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ボランティアコーディネーターとは、その人に合ったボランティアを紹介してくれるスタッフです。
ボランティアで困ったことがあれば、ボランティアコーディネーターに相談してみましょう。
ボランティアコーディネーターは、ボランティアセンターにいます。
気軽に相談してみましょう。
また、ボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!
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