動物愛護ボランティアとは?5つの種類や参加方法、注意点を解説

 

動物愛護ボランティアをしてみたい!

動物愛護ボランティアにはどんな種類があるの?

どうやって申し込めばいいんだろう?

この記事では、このような疑問を解決に回答します。

近年では、ペットを飼う家庭が大きく増えています。

しかし、その中で責任を持って飼うことができず、捨てたり虐待をしたりする人も一定数いるのが実情です。

様々な団体の活動の甲斐があって、犬猫の殺処分数や引き取りは年々減少しています。

それでも、多くの団体で人手や資金が不足しており、あなたの支援が必要です。

この記事では、動物愛護ボランティアの種類や申し込み方、注意事項などを解説しています。

ボランティアについてこの記事よりも詳しく知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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動物愛護ボランティアとは

動物愛護ボランティアとは、飼い主が飼えなくなってしまった動物や虐待を受けている動物、地域の猫などの保護活動です。

基本的に動物愛護ボランティアは、NPO法人や一般社団法人が行っております。

その多くは非営利で活動をしているため、ボランティアが必要不可欠です。

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動物愛護の現状

動物愛護の現状について解説します。

犬猫の殺処分数

犬猫の殺処分数は、2022年4月1日~2023年3月31日の殺処分数は犬2,434頭、猫9,472頭の計11906頭となっています。

年々、犬猫の殺処分数は減少傾向にあります。

参考
環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]

犬や猫の引き取り

犬や猫の引き取りは、2022年4月1日~2023年3月31日の期間で、52,793匹となっています。

引き取りに関しても殺処分同様に減少傾向にあり、2005年に比べると約1/5まで減少しています。

これらの結果は、動物愛護ボランティアの活躍が大きく影響しており、今後も引き続き支援が必要となっています。

参考
環境省_統計資料 「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」 [動物の愛護と適切な管理]

動物愛護ボランティア 5つの種類

動物愛護ボランティアにもいくつか種類があります。

この章では、5つの種類を紹介します。

  • シェルターボランティア
  • 子犬・子猫の預かりボランティア
  • 野良猫に関するボランティア
  • 災害時動物救護ボランティア
  • 譲渡ボランティア

シェルターボランティア

シェルターボランティアは、保護された犬や猫の世話をするボランティアです。

動物愛護ボランティアの中で一番イメージしやすいのではないでしょうか?

簡単に思われがちですが、繊細な犬猫や傷ついた犬猫の扱いは容易ではありません。

中途半端な気持ちでは、継続することは難しく覚悟が必要になります。

子犬・子猫の預かりボランティア

シェルターで預かれない子犬や子猫を一時的に家庭で預かるボランティア。

数週間、里親が見つかるまで責任をもって世話をします。

ペットを飼ったことが無かったり、動物の世話をしたことがない場合はかなり難しいボランティアです。

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野良猫に関するボランティア

ケガをした野良猫の保護や避妊手術を受けさるなどの活動があります。

また、野良猫が地域に根付けるように、住民の迷惑にならないようにサポートをするイメージです。

また、行政と連携をして行うこともあり、長野県松本市では実際に役割分担が行われています。

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災害時動物救護ボランティア

災害時動物救護ボランティアは、被災された方々のペットの世話をするボランティアです。

近年では、ペットを「家族の一員」と考えている方が増えています。

多くの飼い主がペットを連れて避難所に避難されるのが現状です。

しかし、避難所にはアレルギーを持った方や動物の苦手な方もいらっしゃいます。

そのため、災害時動物救護ボランティアが一時的に世話をします。

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譲渡ボランティア

譲渡ボランティアは、保護された犬や猫の新しい飼い主を探すボランティアです。

適正がある新しい飼い主を探したり、見つかれば手続きを踏んで譲渡し、アドバイスなどを行ったりします。

動物愛護ボランティア 3つの探し方

動物愛護ボランティアの探し方を解説します。

  • 動物愛護のNPO法人に申し込む
  • ボランティアセンターから申し込む
  • ボランティア情報サイトから申し込む

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動物愛護のNPO法人に申し込む

動物愛護に取り組むNPO法人に申し込む方法があります。

定期的にボランティアの募集をしているので、興味のある動物愛護ボランティアの種類で探してみてください。

また、ボランティアを募集していない場合でも、寄付や活動をシェアすることでも貢献できます。

ボランティアセンターから申し込む

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

全国にボランティアセンターはあり、大学や社会福祉協議会、NPO法人などが運営しています。

また、ボランティアセンターには、ボランティアコーディネーターがいて、あなたに合ったボランティアを紹介してくれます。

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ボランティアセンターとは?目的や5つの役割、開催している講座を解説!

ボランティア情報サイトから申し込む

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小学生からシニアの方々まで、様々な世代の方々が参加できるボランティアの募集情報が掲載されています。

動物愛護ボランティア 4つの注意点

動物愛護ボランティアの注意点を解説します。

  • 動物に触れて癒されたいではダメ
  • 約束・ルールは必ず守ろう!
  • 心配なこと・気づいたことはすぐに相談する
  • ボランティア保険に加入しよう

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動物に触れて癒されたいではダメ

動物に触れあって癒されたいという動機では応募を控えましょう。

ボランティアでは、やりたくない作業や仕事があります。

そのような動機では、世話や作業を怠ったり、作業の選り好みをされたりすることがあります。

動物と触れ合いたい場合は、動物園や動物カフェに行きましょう。

約束・ルールは必ず守ろう!

約束やルールは必ず守りましょう。

約束やルールの背景には必ず理由があります。

自分の判断で約束やルールを破ってはいけません。

心配なこと・気づいたことはすぐに相談する

活動をする中で様々な問題に直面します。

その時に問題を一人で抱え込まず、担当の職員やメンバーに必ず相談しましょう。

また、改善点なども積極的に相談すると良いです。

ただし、自分の意志だけで行動してはいけません。

ボランティア保険に加入しよう

ボランティア保険とは、活動中のケガや、他人に損害を与えたことにより損害賠償問題が生じた場合に、かかる費用を補償するものです。

長期的に活動を続ける場合は、年間250円~1,400円と低価格なので加入しておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

動物愛護ボランティアと言っても様々な種類があります。

また、中途半端に動物と触れ合いたいという理由で参加してしまうと逆に迷惑になってしまうことも少なくありません。

参加する際は、覚悟をもって応募をしましょう。

あなたが素敵な活動をできること祈っています。

ボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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