ボランティアの心構え10選|活動する前に読んでおきたい!

ボランティアをやるうえで、大切なことが10個あります。

あなたは10個思い浮かべられますか?

もしすべて思い浮かべることができないなら、ぜひこの記事を読んでください。

ボランティアの参加前に抑えておきたい心構えを10個ご紹介します。

また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。

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ボランティアとは

ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。

語源は、ラテン語のvoluntusと言われており、意味は「自由意志・自ら進んでやること」です。

日本では、無償という意味合いが強いですが、自発的に支援したいという想いが本来のボランティアの目的であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

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ボランティア活動をしている人はどのくらい??

全国の社会福祉協議会が把握している日本のボランティアの人数は、2021年4月時点では 6,342,193人となっています。

日本でボランティアっていつから広まったの?

1995年の阪神・淡路大震災では、全国から大勢のボランティアが被災地に駆け、それを機に多くの人がボランティアに関心を持つようになり「ボランティア元年」と呼ばれています。

ボランティアの4原則

ここでは、文部省が定めるボランティア活動の基本理念4つを紹介します。

自主性・自発性

ボランティアは誰かから支持されて受動的に行うのではなく、個人の自発的な意思をもとに主体的に行うものです。

社会性・連帯性

活動する際は、社会の一員としての自覚を持ち、周囲を尊重して協力することが大切です。

無償性・無給性

活動の対価として見返りを求めないことが、ボランティアの基本です。

交通費や宿泊費など一部を報酬として支払う場合もありますが、見返りを求めないことが大切であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。

創造性・開拓性・先駆性

ボランティアは、行政よりも自由で創造性をもって活動することが求められます。

そのため、必要に応じて工夫をしたり、全く新しいものを創り出す先駆性の考えが大切です。

ボランティアの心構え10選

ボランティアの心構えを紹介します。

  • 活動対象者の気持ちを尊重する
  • プライバシーを守る
  • ボランティア保険に加入する
  • 無理せず可能な範囲で
  • 約束・ルールは必ず守る
  • できることから始める
  • 周囲の理解を得る
  • 体調管理をしっかりと
  • 学ぶ姿勢を持つ
  • 責任をもって活動する

活動対象者の気持ちを尊重する

ボランティアが単なる「自己満足」にならないよう、相手の立場に立って気持ちを尊重しましょう。

自己満足で行うボランティアはスラックティビズムと呼ばれています。

自分の思い込みで活動するのではなく、相手が何を必要としているのか考えて活動することがボランティアの基本となります。

プライバシーを守る

ボランティアを通して知った対象者に関する情報は、絶対に第三者に漏れないように注意しましょう。

写真などの取扱も十分に注意し、SNSで発信する際は必ず許可をとりましょう。

ボランティア保険に加入する

ボランティア保険とは、活動中のケガや、他人に損害を与えたことにより損害賠償問題が生じた場合に、かかる費用を補償するものです。

長期的に活動を続ける場合は、年間250円~1,400円と低価格なので加入しておきましょう。

無理せず可能な範囲で

自分の生活を犠牲にしてまで、ボランティア活動を行う必要はありません。

無理なく自分のペースで活動することが長続きの秘訣です。

約束・ルールは必ず守る

約束やルールは必ず守りましょう。

約束やルールの背景には必ず理由があります。

自分の判断で約束やルールを破ってはいけません。

できることから始める

まずは、できることから始めましょう。

できないことは、無理してやらずに担当の職員やメンバーに必ず相談しましょう。

周囲の理解を得る

ボランティアをするには、周囲の協力も欠かせません。

学生の場合は、特に家族からの理解を得られるように努力しましょう。

体調管理をしっかりと

体調管理はしっかりと行いましょう。

熱があったり、違和感があったりする場合は無理せず休むことが大切です。

学ぶ姿勢を持つ

ボランティアは自発的な活動です。

「してあげる」姿勢ではなく、自ら積極的に学ぶ姿勢を持ちましょう。

責任をもって活動する

報酬はなくても、責任をもって活動しましょう。

中途半端な気持ちなら、活動に参加しないほうが良いです。

ボランティアの探し方

ボランティアの探し方を解説します。

  • 家の近くで活動したい!
  • 活動している人と事前に会いたい!
  • たくさんの選択肢の中から選びたい!

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ボランティアの探し方|中学生から大学生、社会人まで年代別に解説

家の近くで活動したい!

家の近くで活動したい場合は、ボランティアセンターでの応募がおすすめです。

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

また、ボランティアセンターには、ボランティアコーディネーターがいて、あなたに合ったボランティアを紹介してくれます。

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ボランティアセンターとは?目的や5つの役割、開催している講座を解説!

活動している人と事前に会いたい!

活動している人と事前に会いたい場合は、イベントに参加してみましょう。

ボランティア団体やNPO法人が主催するイベントでは、終わり際にボランティアへの参加を募集しすることが多いです。

実際に活動している人を知ってから、ボランティアを行えるので安心感は大きいです。

イベントは、Facebookのイベントページやpeatixなどで毎日のように開催されています。

たくさんの選択肢の中から選びたい!

たくさんの活動を知りたい方は、ボランティア募集のまとめサイトから申し込みましょう。

まとめサイトから申し込むことで、今まで知らなかった活動や新たな関心分野が生まれるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

最後に10個の心構えを改めて紹介します。

もっと詳しくボランティアについて知りたい方はこちらをご覧ください。

活動対象者の気持ちを尊重する
プライバシーを守る
ボランティア保険に加入する
無理せず可能な範囲で
約束・ルールは必ず守る
できることから始める
周囲の理解を得る
体調管理をしっかりと
学ぶ姿勢を持つ
責任をもって活動する

また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。

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