ボランティアの問題点って何があるの?
こんな疑問を持っているのではないでしょうか?
ボランティアは、たくさんのメリットがある一方で、デメリットも存在します。
実は、ボランティアが社会問題を生んでしまっている場合もあります。
ボランティアに参加する前に、現在ある問題点を知っておきましょう。
今回は、ボランティアの問題点について解説していきます。
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ボランティアとは
ボランティアの問題点を開設する前にボランティアについて学びましょう。
ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。
語源は、ラテン語のvoluntusと言われており、意味は「自由意志・自ら進んでやること」です。
日本では、無償という意味合いが強いですが、自発的に支援したいという想いが本来のボランティアの目的であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。
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ボランティアの問題点とは?
ボランティアの問題点・デメリットを解説します。
- トラブルに対してどう対処するか
- ボランティアに依存してしまう可能性も
- ボランティアが社会問題を生んでしまう?
- 無償で労働をさせられる場合がある
トラブルに対してどう対処するか
・被災地でボランティアから性的被害を受けた
・介助した相手を怪我させてしまい、賠償責任を問われた
・入会した団体が実はカルト団体だった
このようにボランティアでは様々なトラブルが起こります。
トラブルを避けるために、ボランティア保険という制度があります。
しかし、ボランティア保険では補えないトラブルも多く、問題を抱えています。
ボランティアに依存してしまう可能性も
海外ボランティアでは、「ボランティアの日本人が来るから何とかなるだろう」と現地の方に依存心を植え付けてしまう可能性があります。
表面的な支援ではなく、現地の方が自立できる支援を目指しましょう。
ボランティアが社会問題を生んでしまう?
ここでは孤児院を例に挙げます。
基本的に孤児院がボランティアを受け入れる場合、寄付を得ることができます。
ユニセフの報告によれば、カンボジアでは、孤児数は減少傾向にあるが、孤児院数は増加していることがわかっています。
つまり、孤児院への寄付が孤児を増やしている可能性があるのです
このように、ボランティアが社会問題を生み出してしまっている場合もあります。
無償で労働をさせられる場合がある
信じがたいことですが、ボランティアの名のもとボランティアとはかけ離れた労働をさせられることがあります。
特に有償ボランティアではその可能性が高まります。
応募の際にしっかりと活動内容を把握しましょう。
また、応募の際は以下がポイントになります。
団体の活動報告が更新されているか
代表や理事が名前を出しているか
ボランティアのメリットも知っておこう!
ボランティアにはデメリットだけではなく、メリットもあります。
- 幅広い世代の人と交流できる
- 普段できないような体験ができる
- 自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる
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幅広い世代の人と交流できる
ボランティアでは、様々な年代の人と交流しながら活動を行います。
子どもに関するボランティアでは幼い子どもを、介護ボランティアではお年寄りを相手にするため、幅広い世代と交流できます。
そのため、人脈が広がったり、新たな気づきが生まれることも少なくありません。
会社や学校だけでなく、新しいコミュニティを探すという意味でもボランティアに参加してみてはいかがでしょうか?
普段できないような体験ができる
ボランティアでは、普段できないような体験ができます。
なかなかお金で買うことができない体験や経験は、大きなボランティアのメリットと言えるでしょう
自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる
どんな会社も社会貢献をしていますが、なかなか実感が湧きにくいものです。
一方のボランティアでは、直接社会貢献できている実感を得られます。
そういった点から、達成感や生きがい、やりがいを感じる方が多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回取り上げたボランティアの問題点は以下の4つです。
②ボランティアに依存してしまう可能性も
③ボランティアが社会問題を生んでしまう?
④無償で労働をさせられる場合がある
問題点に注意してボランティアに参加しましょう!
また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。
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