ボランティアの問題点?4つのデメリットと背景を解説!

ボランティアの問題点って何があるの?

参加前に確認したいのは、活動の役割、費用や負担、困ったときに相談できる相手です。

ボランティアは、たくさんのメリットがある一方で、デメリットも存在します。

善意で始めても、相手の希望や受け入れ体制を確認しないと、支援する側・受ける側の負担になることがあります。

ボランティアに参加する前に、現在ある問題点を知っておきましょう。

この記事では、ボランティアの問題点を4つに整理し、参加前の確認事項とトラブル時の対応を解説します。

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ボランティアとは

ボランティアの問題点を解説する前にボランティアについて学びましょう。

ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。

自分の意思で参加することに加え、支援を受ける人の意思も尊重することが大切です。

交通費などの実費が支給される活動もあります。報酬の有無だけで判断せず、活動の目的、担当する役割、費用、参加や辞退の条件を確認しましょう。

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ボランティアの問題点とは?

ボランティアの問題点・デメリットを解説します。

  • トラブルに対してどう対処するか
  • ボランティアに依存してしまう可能性も
  • ボランティアが社会問題を生んでしまう?
  • 無償で労働をさせられる場合がある

トラブルに対してどう対処するか

想定しておきたいトラブルには、活動中のけがや物損、ハラスメント、説明されていなかった費用や勧誘などがあります。

参加前に団体の連絡先、活動場所、担当者、事故や苦情の相談先を確認してください。危険や不快な言動があれば、無理に活動を続ける必要はありません。

活動中のけがや賠償事故などに備える仕組みとして、ボランティア保険があります。保険への加入自体がトラブルを防ぐわけではありません。

対象となる活動や事故、補償開始日、対象外の条件は保険ごとに異なります。主催者に加入状況を確認し、事故が起きたら担当者と保険の窓口に連絡してください。

ボランティアに依存してしまう可能性も

一部の参加者だけに仕事や知識が集中すると、その人が休んだり活動を終えたりした際に、支援が途切れるおそれがあります。国内外を問わず、担当の分担と引き継ぎを考えておく必要があります。

支援を受ける人や地域の団体と、必要な活動、役割分担、継続方法を相談しましょう。支援を受けること自体を問題視せず、本人が希望を伝え、選べる仕組みを大切にします。

ボランティアが社会問題を生んでしまう?

子どもの施設を短期間訪問する、旅行と組み合わせたボランティアを例に考えます。

UNICEF ネパールは、寄付や参加費を得るため、子どもが家族から引き離され施設に入れられる事例を説明しています。

また、適切な技能や研修のない人による短期の関わりや、身元確認が不十分な受け入れが、子どもに害を及ぼす可能性を指摘しています。

寄付がすべて問題という意味ではありません。参加費や寄付の使い道、子どもの保護方針、家族との暮らしを支える取り組みを確認しましょう。

子どもと交流できることだけを参加理由にせず、支援方法そのものが子どもの利益につながるかを考えることが大切です。参照:UNICEF Nepal「Volunteering In Nepal?」

無償で労働をさせられる場合がある

募集時の説明と異なる長時間の作業を求められる、断りにくい形で参加を強いられるなど、活動条件に問題が生じる場合があります。

有償ボランティアという名称や、謝礼の有無だけで活動の適切さは判断できません。厚生労働省は、労働者に当たるかどうかを、契約の名称ではなく指揮監督や報酬などの実態から総合的に判断すると説明しています。

作業内容、時間、休憩、費用や謝礼、辞退の方法を応募前に確認し、募集要項ややり取りを保存しましょう。条件が違う場合は担当者へ確認し、労働に関する問題が疑われるときは労働基準監督署などに相談してください。参照:厚生労働省「労働者とは」

また、応募の際は以下がポイントになります。

活動目的・実績・費用の使い道を説明しているか
代表者や担当者に連絡できるか
活動条件と相談・辞退の方法が明確か
法人格の有無だけで安全性を判断しない

ボランティアのメリットも知っておこう!

ボランティアにはデメリットだけではなく、メリットもあります。

  • 幅広い世代の人と交流できる
  • 普段できないような体験ができる
  • 自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる

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幅広い世代の人と交流できる

ボランティアでは、様々な年代の人と交流しながら活動を行います。

子どもに関するボランティアでは幼い子どもを、介護ボランティアではお年寄りを相手にするため、幅広い世代と交流できます。

そのため、人脈が広がったり、新たな気づきが生まれることも少なくありません。

会社や学校だけでなく、新しいコミュニティを探すという意味でもボランティアに参加してみてはいかがでしょうか?

普段できないような体験ができる

ボランティアでは、普段できないような体験ができます。

なかなかお金で買うことができない体験や経験は、大きなボランティアのメリットと言えるでしょう

自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる

活動の意義ややりがいの感じ方は、人や役割によって異なります。

担当した仕事が相手にどう役立ったかを振り返ると、活動の意義を考えやすくなります。

そういった点から、達成感や生きがい、やりがいを感じる方が多いです。

問題を防ぐための確認と、困ったときの対応

  • 応募前:目的、役割、時間、費用、研修、保険、辞退の条件を確認する
  • 活動中:経験のない作業や、相手が望まない支援を自己判断で進めず担当者に相談する
  • トラブル時:まず安全を確保し、日時・出来事・連絡内容を記録する
  • 団体内で相談しにくい場合:紹介元の学校やボランティアセンターなど、団体外の窓口にも相談する

けがや身の危険がある場合は、保険の手続きより救護や安全の確保を優先してください。保険の補償範囲については、加入している商品の窓口に確認しましょう。

参照:ふくしの保険「ボランティア活動保険」

まとめ

問題点を知ることは、自分にも相手にも無理のない活動を選ぶために役立ちます。

今回取り上げたボランティアの問題点は以下の4つです。

①トラブルに対してどう対処するか
②ボランティアに依存してしまう可能性も
③ボランティアが社会問題を生んでしまう?
④無償で労働をさせられる場合がある

就活で活動経験を伝えるときも、参加した事実だけでなく、相手の希望をどう確認し、困った場面でどう相談したかを整理しましょう。個人が特定される情報は含めず、実際に担当したことを伝えてください。

また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。

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