シャドウワークって何??
ボランティアとの違いは??
このような疑問を抱えているのではないでしょうか?
シャドウワークとは、報酬を受けないが社会・経済の基盤を支えるために必要不可欠な労働です。
例えば、家事や育児、サラリーマンのサービス残業などが含まれます。
この記事では、ボランティアとの違いや問題点を解説します。
シャドウワークとは
シャドウワークとは、報酬を受けないが社会・経済の基盤を支えるために必要不可欠な労働です。
具体的には、家事や育児だけでなく、サ―ビス残業や上司との望まない飲み会なども含まれます。
シャドウワークは、オーストリアの哲学者、イヴァン・イリイチが提唱しました。
シャドウワークとボランティアの違い
シャドウワークとボランティアの違いは、「自発的」であるか否かにあります。
ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。
一方のシャドウワークは、自発的か否かは関係ありません。
例えば、サービス残業や断れず地域活動に参加するなどは、シャドウワークですが、ボランティアには当てはまらないのです。
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シャドウワークとアンペイドワークの違い
シャドウワークと似ている言葉に、アンペイドワークというものがあります。
アンペイドワークとは、経済活動外で行われる無償労働を表します。
具体的には、家事や育児、介護、地域活動などです。
しかし、サービス残業や上司との飲み会は当てはまりません。
そのため、厳密には意味が異なります。
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シャドウワークとサービス残業
シャドウワークとサービス残業について解説します。
日本労働組合総連合会による調査では、1ヶ月の平均的なサービス残業は16.7時間です。
10時間未満が59.7%、10時間から20時間未満が16.8%との結果が出ています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
シャドウワークには、家事や育児だけでなく、サ―ビス残業や上司との望まない飲み会なども含まれます。
この機会にあなたのシャドウワークについても考えてみてはいかがでしょうか?
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