児童養護施設ボランティアとは?活動内容や得られること、探し方を解説!

児童養護施設でボランティアをしたい!

でも、どうすればいいのだろう??

このような悩みを抱えているのではないでしょうか?

児童養護施設とは、親の離婚や病気、虐待など様々な事情により、実の親と家庭で生活することができない2歳から18歳の子どもが生活をしている場所です。

児童養護施設でのボランティアは、イベントの企画や学習支援、自立支援などを行います。

この記事では、活動内容や得られること、探し方を解説します。

ボランティアについてこの記事よりも詳しく知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!

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児童養護施設ボランティアとは

児童養護施設ボランティアとは、児童養護施設でボランティア活動をすることです。

行事・イベントの企画や学習支援ボランティアなどを行います。

児童養護施設でのボランティアは、注意事項が多く、必ずルールを守る必要があります。

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児童養護施設とは

児童養護施設とは、親の離婚や病気、虐待など様々な事情により、実の親と家庭で生活することができない2歳から18歳の子どもが生活をしている場所です。

厚生労働省の発表によると、2020年時点で全国に612カ所あり、24,539人が生活しています。

また、児童養護施設では、虐待を受けた子どもは65.6%、何らかの障害を持つ子どもが36.7%と専門的なケアの必要性が増しています。

児童養護施設ボランティアで得られること

児童養護施設ボランティアで得られること・メリットを解説します。

  • 知識や知見、考え方の幅が増える
  • 視野が広がる

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知識や知見、考え方の幅が増える

社会課題に直面することで、無知であることに気づくと同時に知識や知見が深まるでしょう。

無意識的な先入観に気づき、枠に囚われない思考が身に付いたという方もいらっしゃいました。

「学ぶ」という点でもボランティアのメリットと言えます。

自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる

どんな会社も社会貢献をしていますが、なかなか実感が湧きにくいものです。

一方のボランティアでは、直接社会貢献できている実感を得られます。

そういった点から、達成感や生きがい、やりがいを感じる方が多いです。

視野が広がる

ボランティアで視野が広がることは間違いないです。

普段の生活では、関わることのない人や場所で、今まではニュースで見るだけの社会課題に対面します。

自分の知らなかった世界や問題に肌で触れることで、新たな価値観や社会に対する認識を獲得できます。

ボランティア活動は、無料で社会勉強できる機会です。

児童養護施設ボランティアの具体的な活動内容

児童養護施設ボランティアの具体的な活動内容を解説します。

  • 学習支援ボランティア
  • 自立支援ボランティア
  • 行事・イベントボランティア

学習支援ボランティア

最も知られているのが学習支援ボランティアです。

学習支援ボランティアでは、宿題や受験勉強のサポートを行います。

また、学習支援以外にも、子どもの居場所としての機能もあります。

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自立支援ボランティア

自立支援ボランティアは、18歳を迎え施設から出る子どもをサポートするボランティアです。

キャリア相談や金融教育、引っ越し先の支援などが行われています。

行事・イベントボランティア

行事やイベントをサポートする単発のボランティアもあります。

児童養護施設では、月ごとに様々な行事やイベントが行われています。

いきなり毎週活動することに不安のある方は、単発のボランティアから参加してみてはいかがでしょうか?

児童養護施設ボランティア探し方

児童養護施設ボランティア探し方を解説します。

  • ボランティアセンターで探す
  • 団体に問い合わせてみる

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ボランティアセンターで探す

ボランティアセンターとは、「ボランティアを募集する団体」と「ボランティアをしたい人」を繋げる施設です。

全国にボランティアセンターはあり、大学や社会福祉協議会、NPO法人などが運営しています。

また、ボランティアセンターには、ボランティアコーディネーターがいて、あなたに合ったボランティアを紹介してくれます。

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団体に問い合わせてみる

ボランティアの募集を出していない団体でも受け入れてもらえる可能性はあります。

募集の手間をかけるほどではないが、人手がたりていないと感じている団体は少なくありません。

お問い合わせフォームから参加したい想いやあなたができることを記載して送ってみましょう。

児童養護施設ボランティアの注意点

児童養護施設ボランティアの注意点を解説します。

  • 海外の孤児院ボランティアには注意
  • 活動対象者の気持ちを尊重する
  • プライバシーを守る
  • 積極的にコミュニケーションを取る

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海外の孤児院ボランティアには注意

基本的に孤児院がボランティアを受け入れる場合、寄付を得ることができます。

ユニセフの報告によれば、カンボジアでは、孤児数は減少傾向にあるが、孤児院数は増加していることがわかっています。

つまり、孤児院への寄付が孤児を増やしている可能性があるのです

このように、ボランティアが社会問題を生み出してしまっている場合もあります。

活動対象者の気持ちを尊重する

ボランティアが単なる「自己満足」にならないよう、相手の立場に立って気持ちを尊重しましょう。

自己満足で行うボランティアはスラックティビズムと呼ばれています。

自分の思い込みで活動するのではなく、相手が何を必要としているのか考えて活動することがボランティアの基本となります。

プライバシーを守る

ボランティアを通して知った対象者に関する情報は、絶対に第三者に漏れないように注意しましょう。

写真などの取扱も十分に注意し、SNSで発信する際は必ず許可をとりましょう。

積極的にコミュニケーションを取る

せっかくボランティア活動をするなら積極的なコミュニケーションを心掛けましょう。

ボランティアは自発性を求められます。

受け身にならず積極的に行動しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

児童養護施設でのボランティアは、イベントの企画や学習支援、自立支援などを行います。

ボランティアに参加する前には、各団体の注意事項を読み、ルールに従って行動しましょう。

また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。

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