教育ボランティアとは
教育ボランティアは、子どもの教育問題に取り組む活動です。
経済的問題による教育格差に課題意識をもって活動される方が多いです。
また、義務教育では学べない体験型の教育支援なども行っています。
活動の多くは、自治体やNPO法人が率先してボランティアの募集しています。
教育ボランティアのメリット




感謝の言葉がもらえる
ボランティアでは、困っている人に支援することが多いため、直接感謝の言葉がもらえます。
誰かを幸せにすることは、自分自身の幸福度を上げることにつながるでしょう。
ボランティアは、お金以外に感謝の言葉と幸福感が得られます。
知識や知見、考え方の幅が増える
初めての経験や気づいていなかった社会課題に直面することで、無知であることに気づくと共に知識や知見が深まるでしょう。
無意識的な先入観に気づき、枠に囚われない思考が身に付いたという方もいらっしゃいました。
「学ぶ」という点でもボランティアのメリットと言えます。
スキルが身に付く
ボランティア活動でもスキルが身に付きます。
特に教育ボランティアでは、人に教えるという生きていく上では欠かすことのできないスキルを身に付けることができます。
教育ボランティアにはどんな種類がある?
学校支援ボランティア




学校支援ボランティアは大きく分けて「学習支援」と「環境支援」があり、その中で、知識や資格などが必要な「専門的支援」と、誰でもできる「一般的支援」があります。

学習支援ボランティア




教育ボランティアの中でも、最も知られているのが学習支援ボランティアです。
児童養護施設や入院している病棟へ出張、貧困家庭に対する学習支援など様々な支援先があります。
具体的な学習支援ボランティアの探し方は次の章で解説しています。
海外ボランティア




海外の教育ボランティアは、子どもの教育問題に取り組む活動です。
日本語や日本文化を伝える活動や英語を教える活動などがあります。
私がタイでボランティアをしたときは、孤児院で中学生に対して日本語の授業を行いました。
環境教育ボランティア




地球温暖化や気候変動、生態系保持などの啓発活動に近い環境教育です。
資格を取得することで、権威性を持って活動することができます。
私は、地球温暖化防止コミュニケーターという資格を取りました。
オススメの教育ボランティア
認定NPO法人カタリバ
どんな環境に生まれ育った10代も未来をつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指している団体です。
4つのテーマを掲げてサービスを開発しながら、学校に多様な出会いと学びの機会を届け、社会に10代の居場所と出番をつくることを目指した活動に、全国で取り組んでいます。




NPO法人Learning for All
すべての子どもが自分の可能性を信じ、自分の力で人生を切り拓くことのできる社会の実現を目指して、さまざまな困難を抱える子どもたちに学習支援を届けています。
教育格差に課題を感じる方にオススメです。




公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
家庭の経済格差による子どもの教育格差を解消し、貧困の世代間連鎖を断ち切ることを目的としています。
学習面だけではなく、習い事やスポーツ活動等で利用できるスタディクーポンを提供しています。




特例認定NPO法人 e-Education
「最高の教育を世界の果てまで」というミッションの下、途上国の地方にいる教育機会に恵まれない子どもに映像教育を届けることで夢を叶えるNPO法人です。
※現在ボランティアの募集はありません。




公益社団法人日本環境教育フォーラム(JEEF)
体験と対話を重視した環境教育で、持続可能な社会づくりを担う人材を育成するNGOです。
かけがえのないこの地球で、次の世代も心豊かに、笑顔で暮らしていけるように、多様なパートナーと協働しながら持続可能な社会の実現を目指しています。




教育ボランティアをするときに気を付けたい3つの注意点
活動対象者の気持ちを尊重する
ボランティアが単なる「自己満足」にならないよう、相手の立場に立って気持ちを尊重しましょう。
自分の思い込みで活動するのではなく、相手が何を必要としているのか考えて活動することがボランティアの基本となります。
積極的にコミュニケーションを取る
せっかくボランティア活動をするなら積極的なコミュニケーションを心掛けましょう。
ボランティアは自発性を求められます。
受け身にならず積極的に行動しましょう。
約束・ルールは必ず守ろう!
約束やルールは必ず守りましょう。
約束やルールの背景には必ず理由があります。
自分の判断で約束やルールを破ってはいけません。
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