社会人でもボランティアってできるの?
仕事と両立できるか心配。。。
どうやって始めればいいの?
このような疑問や不安を抱えているのではないでしょうか?
社会人でもボランティアをすることは可能です。
この記事は、実際にボランティアと仕事を両立する方のお話も踏まえて記事を作成しております。
ぜひ、この機会にボランティアを検討してみてください!
ボランティアとは?語源や背景を解説
ボランティアとは、「社会への奉仕・自発的・自らすすんでやること」という意味です。
語源は、ラテン語のvoluntusと言われており、意味は「自由意志・自ら進んでやること」です。
日本では、無償という意味合いが強いですが、自発的に支援したいという想いが本来のボランティアの目的であり、有償・無償は本質的な問題ではないと考えられています。
ボランティア活動をしている人はどのくらい??
全国の社会福祉協議会が把握している日本のボランティアの人数は、平成30年4月時点では 7,678,699人となっています。
日本でボランティアっていつから広まったの?
1995年の阪神・淡路大震災では、全国から大勢のボランティアが被災地に駆け、それを機に多くの人がボランティアに関心を持つようになり「ボランティア元年」と呼ばれております。
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プロボノとは、社会人のボランティア
「プロボノ」とは、一言で表すと社会人のボランティアです。
より具体的には、公共や社会のために、職業上のスキルや専門知識を活かしたボランティア活動となります。
語源は、ラテン語で「Pro Bono Publico」からと言われており、「公共善のために」を意味します。
もともとは、欧米の法律関連職の人々が、無報酬で行う公益事業のことを指していましたが、近年では幅広く使われるようになりました。
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プロボノとボランティアの違い
プロボノとボランティアの違いは、専門知識やスキルにあります。
プロボノでは、専門知識やスキルをもとに活動をします。
一方、ボランティアでは、スキルを求められることはあまりなく、だれでも活動できることが多いです。
しかし、明確に違いが定義されているわけではありません。
社会人がボランティアをするメリット
社会人がボランティアをするメリットを解説します。
- 会社以外のコミュニティに属すことで、自分を客観的に見れる
- 自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる
- 知識や知見、考え方の幅が増える
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会社以外のコミュニティに属すことで、自分を客観的に見れる
会社以外のコミュニティに属することで、自分を客観的に見ることができます。
また、会社に勤めているだけでは、決して出会うことのない人との出会いも醍醐味です。
自分の活動が社会貢献に繋がってると実感できる
どんな会社も社会貢献をしていますが、なかなか実感が湧きにくいものです。
一方のボランティアでは、直接社会貢献できている実感を得られます。
そういった点から、達成感や生きがい、やりがいを感じる方が多いです。
知識や知見、考え方の幅が増える
社会課題に直面することで、無知であることに気づくと同時に知識や知見が深まるでしょう。
無意識的な先入観に気づき、枠に囚われない思考が身に付いたという方もいらっしゃいました。
「学ぶ」という点でもボランティアのメリットと言えます。
仕事とボランティアを両立するポイント
仕事とボランティアを両立するポイントを解説します。
- 自分が必要な部分だけに注力
- 無理なタスクにはNOと言う
自分が必要な部分だけに注力
団体の活動すべてに関わろうとすると、キャパシティーを超えてしまいます。
自分が必要な部分、自分にしかできない部分だけに注力しましょう。
無理なタスクにはNOと言う
無理なタスクにはNOと言いましょう。
自身のキャパシティーを考えて、活動の幅を明確にしておく必要があります。
無理なタスクを引き受けてしまうと、お互いに負担がかかってしまいます。
ボランティアの見つけ方5選
ボランティアの見つけ方を解説します。
- サービスグラント
- activo
- プロボネット
- 二枚目の名刺
- ShareWorks
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サービスグラント
認定NPO法人サービスグラントは、NPOとプロボノをマッチングするサービスを提供しています。
「プロジェクトチーム」を組んでNPO法人や一般社団法人支援を行います。
ボランティアとは異なり、より専門性の高い活動が求められます。
activo
国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの情報サイトです。
プロボノのマッチングに関しても多くの求人が載っています。
登録も簡単で比較的すぐに応募することが可能です。
プロボネット
プロボネットでは、会社員として働く専門家とNPOを結びつける仕組みを提供することで、NPOへの無償支援コンサルティ ングを実施しています。
また、NPOだけでなく中小企業やベンチャー企業に対する無償支援も行っています。
二枚目の名刺
NPO法人二枚目の名刺は、サービスグラント同様にプロジェクトごとに支援を行います。
通常、5人程度の社会人チームが3~4か月の期間で行います。
ShareWorks
ShareWorksは、クリエイティブのスキルアップを目指す人とボランティアを依頼したい人をつなぐサービスです。
デザインやライティングなどの募集が多く、スリーランスの方におすすめのサイトです。
社会人がボランティアを始める上での注意点
社会人がボランティアを始める上での注意点を解説します。
- 自分がやっていて楽しいか?
- 無理なく継続できる活動をする
- ボランティア保険に加入しよう
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自分がやっていて楽しいか?
一番大切なことは、自分がやっていて楽しいかどうかです。
やってみて合わないなと思ったら、無理に続ける必要はありません。
まずは気になる団体に連絡を取り、詳しく話を聞いてみましょう。
無理なく継続できる活動をする
自分の生活を犠牲にしてまで、ボランティア活動を行う必要はありません。
無理なく自分のペースで活動することが長続きの秘訣です。
ボランティア保険に加入しよう
ボランティア保険とは、活動中のケガや、他人に損害を与えたことにより損害賠償問題が生じた場合に、かかる費用を補償するものです。
長期的に活動を続ける場合は、年間250円~1,400円と低価格なので加入しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
社会人がボランティアをする際は、無理なく継続できる活動をすることが大切です。
この機会にぜひボランティアを始めてみてください!
また、ボランティアに参加しようとお考えの方は、ぜひこちらの書籍も読んでおきましょう。
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