海外ボランティアに行きたいけど不安がいっぱい。。
どんな準備をすればいいの?
どんな学びが得られるのかな。。
こんな悩みや疑問を抱えているのではないでしょうか?
なかなかの大金が必要な海外ボランティアの決断は、かなり慎重になりますよね。
この記事では、気になるメリットや活動の種類、注意点などを解説します。
タイで一週間海外ボランティアをした私の経験も踏まえて、解説しています。
海外ボランティアとは??
海外ボランティアとは、国際協力の現場でボランティア活動することです。
日本との文化の違いを感じられ、価値観が変わるような体験ができるでしょう。
海外ボランティアはスタディツアーとボランティアプログラムの2つに分かれており、そのほかにより実践的な活動ができる海外インターンもあります。
スタディツアーとボランティアプログラムの違い
スタディツアーとボランティアの違いを解説します。
スタディツアーは、学ぶことを目的としています。
一方、ボランティアプログラムは、活動することを目的としているため、根本的な目的が違います。
学びを重視するならスタディツアー、活動を重視するならボランティアプログラムに参加しましょう。
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海外ボランティアで得られる3つのメリット
海外ボランティアで得られる3つのメリットを解説します。
- 多様性を実感できる
- 知識や知見、考え方の幅が増える
- 自己分析の役に立つ
多様性を実感できる
海外ボランティアでは多様性を実感できます。
様々な文化や価値観を持った方々との交流は、普通に生きているだけでは経験できない貴重な機会です。
また、多様性を実感することであなた自身が多様性を尊重できる人へ近づくでしょう。
知識や知見、考え方の幅が増える
初めての経験や気づいていなかった社会課題に直面することで、自分が無知であることに気づくと共に知識や知見が深まるでしょう。
無意識的な先入観に気づき、枠に囚われない思考が身に付いたという方もいらっしゃいました。
「学ぶ」という点でも海外ボランティアのメリットと言えます。
自己分析の役に立つ
就活の時期になると、自己分析をしなければなりません。
しかし、多くの方がここでつまずいてしまいます。
その理由は、自己分析した結果を仮説検証しないからです。
ここで、ボランティアが役に立ちます。
実際に参加して現場を知り、そこで働く方々の声を聞くことができます。
この経験を積んでから就活するかしないかであなたの人生は大きく変わるでしょう。
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海外ボランティアの活動内容
海外ボランティアの活動は様々です。
あらかじめ活動が決まっているものから現地に行って活動内容が決まるものまであります。
ここでは一例として5つの活動内容を紹介します。
チャイルドケア
子どもに関するボランティアには様々ありますが、ここでは教育と分けて解説します。
子どもの安心安全のためには、ボランティアの存在が欠かせません。
虐待や孤独の問題に関するボランティアが多いです。
あなたが相談相手になるだけで、救われる子どもはたくさんいます。
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介護ボランティア
介護ボランティアとは、介護が必要な高齢者を支援する活動です。
特別な資格や免許などがなくとも参加できるボランティアがほとんどになります。
基本的には現地の老人ホームなど施設の中でボランティアを行います。
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災害支援
フィリピンなどの東南アジアでは台風の被害が多く、災害ボランティアの募集がよくあります。
災害ボランティアとは、地震や台風などの災害発生時から復興まで、被災地を支援する活動です。
被災地のニーズをしっかりヒアリとングしたうえでの支援が必要です。
準備やニーズを間違えると逆に負担となってしまいます。
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環境保護
環境保全ボランティアとは、地球温暖化や生態系破壊、砂漠化などの環境問題に取り組む活動です。
持続可能な社会を目指す中で、最も必要なボランティアの一つでしょう。
現地での生態調査や野生動物の保護活動、植林など様々な活動があります。
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教育系ボランティア
教育ボランティアは、子どもの教育問題に取り組む活動です。
日本語や日本文化を伝える活動や英語を教える活動などがあります。
その他、学校建設や農業支援などの活動もあります。
私がタイでボランティアをしたときは、孤児院で中学生に対して日本語の授業を行いました。
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海外ボランティアで代表的な3つの国
海外ボランティアで代表的な国を3つ紹介します。
タイ
首都 バンコク
日本からの距離 約7時間(直行便)
特徴
タイは熱帯のビーチ、豪華な王宮、古代遺跡、仏像が飾られた華やかな寺院で知られる東南アジアの国です。
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カンボジア
首都 プノンペン
日本からの距離 6時間(直行便)
特徴
カンボジアは低地の平野、メコンデルタ、山岳地帯、タイ湾の海岸線など豊かな地形を持つ東南アジアの国です。
フィリピン
首都 マニラ
日本からの距離 約4.5~5.5時間(直行便)
特徴
フィリピンは西太平洋に位置する東南アジアの国で、7,000 以上もの島で構成されています。
その他の国でのボランティア
その他の国でのボランティアも以下の記事で解説しています。
≫アメリカでボランティアがしたい!探し方や参加するメリットを解説
≫オーストラリアでボランティアがしたい!探し方や参加するメリットを解説
≫トルコでボランティアがしたい!探し方や参加するメリットを解説
≫インドでボランティアがしたい!探し方や参加するメリットの解説
海外ボランティアの費用は?
海外ボランティアの費用は、訪問する国や時期、航空機がついているかによって大きく異なります。
私が、春休みにタイでボランティアをしたときは、ボランティア受け入れ費用(航空券別)7万円、航空券で5万円ほどでした。
訪れる国によって、航空券込みで10万円を切ることも少なくありません。
また、カナダやオーストラリアなどでボランティアをする場合は20~30万はかかるでしょう。
無料で参加できる海外ボランティアはある?
交換留学に対しての返済不要の奨学金などはありますが、無料で参加できるボランティアはなかなかありません。
稀に、企業がCSR活動の一環で学生の海外ボランティアを支援している場合があります。
定期的に情報収集をしましょう。
海外ボランティアで気を付けたい4つの注意点
海外ボランティアで気を付けたい4つの注意点を解説します。
- ボランティア募集団体に注意
- 保険に入ろう!
- 孤児院ビジネスに注意
- 積極的にコミュニケーションを取る
ボランティア募集団体に注意
ボランティアは、安全な団体の活動に参加しましょう。
ごくたまにボランティアという名目で単純な労働をさせられてしまう場合もあります。
株式会社やNPO法人など法人格を持っている団体か否かは判断基準の1つになります
保険に入ろう!
日本で加入できるボランティア保険は、国内のボランティアが対象となるので、海外ボランティアには適応されません。
そのため、海外ボランティアに適応する保険に加入しましょう。
孤児院ビジネスに注意
孤児院ビジネスとは、本来孤児ではない子どもたちを孤児院に集め、子どもとの交流を目的としたボランティアから寄付金を回収する観光ビジネスです。
カンボジアを中心に広まっており、孤児院でボランティアする際は注意しましょう。
積極的にコミュニケーションを取る
せっかくボランティア活動をするなら積極的なコミュニケーションを心掛けましょう。
ボランティアは自発性を求められます。
受け身にならず積極的に行動しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外ボランティアの経験は、将来大きな影響をあなたに与えるでしょう。
私自身、海外ボランティアの経験もあり、現在はNPOの代表をしています。
あなたにとって素敵なボランティア活動になることを祈っています。
今は新型コロナウイルスの影響で現地に行けませんが、行かなくても寄付など支援できる方法もあります。
ぜひ今できるアクションを起こしてください!
ボランティアについてもっと知りたい方は、ぜひこちらの書籍をご覧ください!
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